「最高の品質とサービスを最高のタイミングで提供する」
これはミヤモトエンジニアリングが大切にしている最大の目標であり、日々の課題でもあります。 1969年に創業し今にいたるまで、機械産業を取り巻く環境はめまぐるしく変化してきました。お客様のニーズや需要も多様化する中で、お客様の満足とは何かを常に考え、技術のさらなる向上・蓄積に努力してまいりました。 もちろん、そのためには社員一人ひとりのモチベーションや労働環境の整備も必要です。働きやすい環境を創出すべく、社内のハード面を整備し、生産スピードと品質向上のために、最新の機械を導入。また、社員のモチベーションを上げるため、結果で評価する「成果制度」を採用しました。ミヤモトエンジニアリングは、能力や実力があれば最速の昇進も夢ではありません。そんな改革を続けるうち、この3年で、労働時間の大幅な短縮を実現し、生産性のスピード、品質の向上を実現してきました。 業界の経験者はもちろん、未経験者も女性社員も全員が笑顔で前向きに働ける会社にしたい――。 お客様のニーズとご要望にお応えするクオリティとスピードをあげるために、できることはすべてやり遂げるつもりで、今後も努力を続けていく次第です。
また、2012年には海外事業部を設立。年々高まる海外の市場ニーズにも柔軟に対応できるように、そして国内で高い評価をいただいている製品を世界に届けたいと思い、立ち上げた事業です。現在、海外へ販売するギヤーの納期管理から販売にいたるまでのトータルコーディネイトを行っていますが、海外のお客様からも厚い信頼をいただき、少しずつ事業も拡大しています。今後も、ミヤモトエンジニアリングは、製品の品質・コストをとことん追求するとともに、新規事業の拡大にも果敢に挑戦していくつもりです。 より多くのお客様に喜んでもらうために、世界に向けて会社を成長させるために、社員全員と一丸となって邁進していきます。
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組立グループ │ 植田典嗣
大手産業用ロボットメーカーの塗装ロボット、溶接ロボットのアッセンブリーを社内・社外から調達した部品を使って組み立てる部署に所属しています。 前職は営業という全く別の仕事をしていましたが、物作りが好きだったので、学校に通い、基礎知識や図面の作成など一から勉強しました。 今は、約20種類の機種に50~80種の部品を使い、ロボットのアッセンブリーを組み立てています。 一枚の図面から設計者の意図を汲みとり、約100通りある工程を手作業で行うため、ミスをしないよう正確に組み立てる技術が必要になります。 さらに、作業工数の短縮を図るため、現場スタッフ同士で情報交換・意見交換を実施。 意識的に作業を見直すのと同時に、先輩は後輩に技術を伝え、後輩は少しでも先輩に近づけるよう努力をしています。 自分が組み立てたアッセンブリーが、世界中で稼働していると思うと、大きなやりがいと誇りを感じます。
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検査課 │ 星川祐将
加工物の寸法測定や完成品の出荷前の検査を行う部署で、製品の品質チェック・管理しています。 検査では、1つの製品でも、外径、内径、全長、溝、歯車部など、複数のチェック項目があり、三次元測定機やマイクロゲージなど多数の測定機器を使用しています。 測定している単位が0.001mmという細かい寸法を計測しているため、計測そのものが大変な作業になりますが、このチェックの精度が不良品やミスを防ぐ重要な仕事になります。 また、当社の製品を保障する大事な役割を担っているので、責任はありますが、その分やりがいも十分あります。 今後、ますます生産・製造現場の機械化、ロボット化が進むにつれ、私たちが製造するギアのニーズも高まってきています。 国内外の市場に向けて会社自体が大きく成長を続けているので、私自身も品質維持に欠かせない検査のスキル・スピードを磨き、成長していけるよう努力していきたいと思います。